
「つま先で蹴る」が逆効果?太田市の理学療法士が教える、骨格に合わせた走り方
目次
スポーツの練習でよく聞く指導
その指導、選手の身体に合っていますか!?
「踵を浮かせて、いつでも動けるように準備しよう」
こう教わった経験のある子は多いと思います。確かにこの動きは、うまく使えれば走りのスピードアップにつながる有効な方法です。
でも、一生懸命練習しているのに、なかなか反応が上がらない。むしろ膝や腰が痛くなってきた、という子もいます。
それは、練習の仕方が悪いのではなく、体の作り(骨格の形)が合っていない可能性があります。


体の形は、一人ひとり違う
走るときの力の使い方は、骨盤の角度や、アキレス腱の長さによって変わってきます。
研究によると、日本人には骨盤がやや後ろに傾きやすく、アキレス腱が比較的短めの体型の人が一定数います。
この体型の子がつま先重心を強調すると、こんなことが起きやすくなります。
- 体幹が前に倒れて、腰や膝で無理やり支えようとする
- 「つま先に乗れている」のに、前に進む力が生まれない
- 見た目はきれいなのに、タイムが上がらない


合う子・合わない選手がいる
つま先重心の練習が合う選手には、こんな特徴があります。
- 前傾姿勢を取っても骨盤が崩れない
- つま先に体重をかけたとき、自然に前に進む感覚がある
一方、こちらの方が合う子選手もいます。
- 足の裏の少しかかと寄り(土踏まずのやや後ろ)に体重をまとめる
- 骨盤と脚の軸を一直線に保つイメージで走る
この方法は地味に見えますが、体への負担が少なく、安定した推進力につながることがあります。


保護者の方へ
「うちの子、頑張っているのに速くならない」と感じたとき、練習量や気持ちの問題だけとは限りません。
その子の骨格の特性に合わない動きを繰り返すと、成果が出にくいだけでなく、体に余計な負担がかかることもあります。
体の形から動きを見直すことが、遠回りのようで一番の近道になることがあります。
気になる場合は、専門家への相談も選択肢のひとつです。
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監修・執筆:保健学修士/理学療法士 ユウヘイ
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