成長痛はなぜ起こる?メカニズムを詳しく解説

ユウさん

こんにちは、大丈夫?
歩くのに少し苦労しているように見えるけど。

タクヤ君

あ、こんにちは。うん、ちょっと膝が痛くて。
サッカーの練習後からずっと痛いんだ。

ユウさん

それは大変だね。どんな痛み?痛む場所はどこ?

タクヤ君

膝の下の部分が痛いんだ。
特に走った後やジャンプした後にひどくなるんだ…

ユウさん

それは成長痛かもしれないね。
成長期に膝の痛みで悩む選手は多いんだよ

タクヤ君

そうなの?
練習が終わった後に特に痛みが強いよ

タクヤ君

なんで膝が痛くなっちゃうのかなぁ?

ユウさん

膝が痛くなるメカニズムを確認してみよう

目次

成長痛とは何か?

成長痛は、急激に身長が伸び、筋肉の柔軟性が低下することで起こります。

特に太ももの前の筋肉である大腿四頭筋が硬くなることで引き起こされます。

大腿四頭筋が硬くなることで、筋肉がついている骨を引っ張ることで痛みが発生します。

成長痛の原因

  1. 身長の急激な増加
  2. 筋肉の柔軟性の低下
  3. カラダの使い方

身長の急激な増加

成長痛はスポーツを活発に行う成長期の 12 歳前後に男子に発症しやすいと言われています。男女によって時期は異なり男子では12~15 歳で,女子では 10~12 歳と言われています。身長が急激に伸びたところに、スポーツによる筋肉への負荷が加わり痛みが出るとされています。

筋肉の柔軟性の低下

主に大腿四頭筋と言われる筋肉が硬くなることで生じます。加えて成長期には他の筋肉も硬くなりやすく、その筋肉が硬いところに痛みが出る場合もあります。

上のようにうつ伏せになった時に踵がお尻につかない状態は柔軟性が低下しています。

このような状態でスポーツを続けると膝に痛みが出やすくなります。

カラダの使い方

膝の成長痛を持つ人はカラダの使い方が上手ではないことが多いです。

カラダの使い方はスクワットをするとわかりやすいです。

スクワットをした時に膝がつま先より前に出てしまったり、背中が丸くなってしまったりする場合があります。このどちらかでも当てはまるとスポーツをした時に膝に過度なストレスがかかっている場合があります。

最後に

いかがだったでしょうか?

成長痛は、成長期のスポーツ選手は誰しもかかる危険があります。

また、成長痛を起こす選手はカラダの使い方が上手ではない場合が多いです。

痛みが出ている場合は、カラダの使い方やトレーニングを見直す良い機会かもしれません。

タクヤ君

そっか、成長痛は身長が伸びるだけじゃなくて
「カラダが硬いこと」
「カラダの使い方」
でもなっちゃうんだね


ユウさん

そうだね。身長が伸びるはとても嬉しいことだから、
カラダの硬さ、使い方を修正していくことが痛みの軽減に繋がるよ

タクヤ君

でもどうやってカラダを治して行ったらいいのかな?

ユウさん

専門家に聞くのが一番だね。近くにトレーナーや理学療法士がいると体幹トレーニングの仕方やストレッチの仕方を教えてくれるよ

ユウさん

近くに相談出来る方がいないという人のために今度のブログでは柔軟性を改善するストレッチの方法を伝えていくね!

※この記事は一般的な情報提供を目的としています。怪我や病気について疑問や懸念がある場合は、必ず医療専門家に相談してください。この情報をもとに自己診断や治療を試みることは避けてください。また、記事中で触れている予防法や対処法は全ての人に効果があるわけではありません。体調や状況によっては逆効果になることもあります。特に、怪我をしたと思われる場合はすぐに専門的な医療機関に連絡をとることをおすすめします。

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この記事を書いた人

カラダの仕組みについて勉強して20年!運動が苦手な自分を変えたくて、探究を重ねてきました!理学療法士、ヨガインスタラクター、パーソナルトレーナー、保健学修士。2024年1月に太田市飯塚町にスタジオをOpenしました。

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