自律神経を整える唯一の方法
最近、仕事のストレスで調子が良くないんです。
友達から呼吸法を教わったのですが、本当に効果はありますか?
実は、呼吸は私たちの自律神経系に大きな影響を及ぼします。呼吸は自律神経を自分で調整する唯一の方法なのですよ
そうなのですか、一体どんな風に呼吸したらいいのですか?
それでは呼吸の方法をご紹介していきましょう
自律神経と呼吸ってどんな関係なの?
自律神経系は、私たちの体の無意識の機能を制御します。これには心拍数、消化、呼吸などが含まれます。その中で意識的にコントロール出来るのは呼吸のみになります。呼吸をコントロールすることで自律神経を整える方法をお伝えしていきます。
本日お伝えする自律神経の整え方はコチラ!
- リラックスするための腹式呼吸
- やる気を出すための胸式呼吸
- 気持ちを整える呼吸の瞑想
リラックスするための腹式呼吸
腹式呼吸とは?
腹式呼吸は、お腹を使って深く呼吸する方法です。この呼吸法は、副交感神経を刺激し、リラクゼーション反応を促進します。つまり、腹式呼吸はストレスを減少させ、リラックス状態をもたらします。
腹式呼吸のやり方
- リラックスした姿勢を取る:椅子に座るか、仰向けに寝てください。
- 手をお腹に置く:一方の手をお腹に、もう一方の手を胸に置きます。
- 鼻からゆっくりと深く息を吸う:お腹が手で押し上げられるのを感じながら、ゆっくりと鼻から息を吸います。
- ゆっくりと息を吐く:口か鼻からゆっくりと息を吐き、お腹がへこむのを感じます。
このプロセスを数回繰り返しましょう。初めは2−3分からでもOKです!
やる気を出すための胸式呼吸
胸式呼吸とは
胸式呼吸は、胸を広げたり、縮めたりすることで行う呼吸法です。この呼吸法は交感神経を刺激し、体を活動的な状態にします。集中力を高め、やる気のスイッチを入れてくれる呼吸法になります。
胸式呼吸のやり方
- 直立または座った姿勢を取る:背筋を伸ばし、姿勢で座るか立ちます。お腹を軽く引き込みます。
- 胸に意識を集中:呼吸する際には、胸が広がることに注意を向けます。
- 鼻から深く息を吸う:ゆっくりと鼻から息を吸い込み、胸が上がるのを感じます。
- 口から息を吐く:鼻からゆっくりと息を吐き、胸が縮むのを感じます。
呼吸の瞑想でストレスに負けない心を作る
瞑想でストレスに対処出来る心を作る
ストレスは自律神経に影響を与える要因の一つです。自律神経の乱れに悩んでいる人はストレスを感じやすい方も多いと思います。ストレスを感じやすい方にオススメなのが瞑想です。瞑想を行うことでストレスに耐性をつけることが出来ます。
呼吸を使った瞑想法
- 場所を選ぶ: 静かで落ち着いた環境を選びます。
- 姿勢を整える: 背筋をまっすぐにして座り、リラックスします。
- 呼吸に集中: 閉じた目を通じて、自然な呼吸に注意を向けます。吸い込む空気と吐き出す空気の感覚に集中します。
最初は呼吸を意識するのが難しいかもしれませんが、毎日1−2分でも良いので、呼吸を意識する時間を作るとだんだんと出来るようになっていきます。出来ないからといって諦めずの続けることが大切です。
今日は色々な自律神経を整える呼吸の方法についてお話しましたが、いかがでしたか?
呼吸にも、胸式呼吸、腹式呼吸と種類があって使い分けがあるのですね!
はい、自分が目指す気持ちの状態に応じて使い分けてください。
・リラックスは腹式呼吸
・集中は胸式呼吸
・ストレス耐性をつけるには呼吸瞑想
です
眠れない時は腹式呼吸をやってみます!
ぜひ試してみて下さい!
私が行うヨガのクラスでも呼吸を行いますので、ぜひこちらもご参加下さい!!
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。怪我や病気について疑問や懸念がある場合は、必ず医療専門家に相談してください。この情報をもとに自己診断や治療を試みることは避けてください。また、記事中で触れている予防法や対処法は全ての人に効果があるわけではありません。体調や状況によっては逆効果になることもあります。特に、怪我をしたと思われる場合はすぐに専門的な医療機関に連絡をとることをおすすめします。