それって腰の負担??-重たい物の持ち方ポイント3選-

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腰の負担に気をつけていますか?

私たちの日常生活の中で、立ったり座ったり、歩いたりと様々な動作を繰り返していますが、その際の姿勢は、実は私たちの腰や背骨の健康に大きく影響しています。特に、長時間同じ姿勢で過ごしたり、仕事で同じ動作を繰り返したりする現代人にとって、腰の負担は無視できません。

腰痛の原因の一つに、椎間板へのダメージがあります。椎間板とは、私たちの脊椎骨の間にあるクッションのような役割を果たしている部分で、この椎間板が傷つくと腰痛の原因となり得ます。

だからこそ、日常の姿勢や動作に気をつけることは、椎間板を守り、腰痛を予防する上で非常に重要です。この記事では、椎間板の負担となる姿勢や、重い物の持ち方についてお伝えします!

腰に一番負担のかかる姿勢

椎間板の最も負担になる姿勢は重いものを持って前に屈む姿勢です。こんな姿勢繰り返していませんか?この姿勢は普通に立っている時の2.2 倍椎間板の負担が増えることになります。

どうやってものを持つ?

腰に負担のかかる持ち方

  • 体と自分の距離が遠い
  • 膝が伸びている
  • 腰が曲がっている

腰に負担のかかる姿勢の代表例です。知らず知らずのうちにこんな姿勢になっていないでしょうか?

腰に負担がかからない持ち方

腰に負担をかけない持ち方のポイント3つです。

  • 物と体の距離が近い
  • 肘の力を使う
  • 真っ直ぐに上がる

物と体の距離が近い

出来る限り自分と持つ物の距離を近づけます

肘の力を使う

肘の力を使い、体と物の距離をさらに近づけます

物を垂直に持ち上げる

そこから出来るだけ垂直に立つように力を入れます

最後に

重い物を持つ際に腰に負担をかけないようにすることはとても大切です。誤った体の使い方は、どんなに筋トレや治療を行なっても痛みが改善しない原因の一つです。次回重いものを持つ際は、今日学んだことを思い出し、身体に優しい持ち方を心がけてみて下さい!!

※この記事は一般的な情報提供を目的としています。怪我や病気について疑問や懸念がある場合は、必ず医療専門家に相談してください。この情報をもとに自己診断や治療を試みることは避けてください。また、記事中で触れている予防法や対処法は全ての人に効果があるわけではありません。体調や状況によっては逆効果になることもあります。特に、怪我をしたと思われる場合はすぐに専門的な医療機関に連絡をとることをおすすめします。

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この記事を書いた人

カラダの仕組みについて勉強して20年!運動が苦手な自分を変えたくて、探究を重ねてきました!理学療法士、ヨガインスタラクター、パーソナルトレーナー、保健学修士。2024年1月に太田市飯塚町にスタジオをOpenしました。

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